みなさんお太鼓は結べますか?
着物姿でお出かけするときは必ず結ぶ、真四角で真っ平な帯の結び方の一つです。
普段から締める結び方なのでもちろん結べることにこしたことはないですが、着物初心者にはなかなか難しいですよね。

 

実は、結べなくても大丈夫なんです!
世の中には「作り帯」という便利なものがあるのです。
作り帯を知らない方のために、作り帯愛用家のわたしがその魅力をお伝えします。

 

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作り帯のタイプ

 

作り帯と一言で言ってもいろいろな種類があります。
まずは主な3つのタイプをご紹介しましょう。
自分だったらどれが合いそうか考えてみてくださいね。

 

1.ほどいたら元の帯に戻るタイプ

 

このタイプは一切ハサミはいれず、お太鼓の形に帯を縫い付けて形を保っています。
作り帯なのですぐに装着できるのはもちろんのこと、普通にお太鼓を結びたいと思ったときや、タンスに収まりきらない使わなくなった帯を売りたいと思ったときは、糸をほどくことで元の平らでまっすぐな平帯にもどすことができます。

 

一見便利ですが、胴の部分と背中のお太鼓の部分がひとつに繋がっているため、胴をきつく、背中をもっと押さえる、といった力加減が難しいのが難点です。

 

ですので、作り帯の中で一番着崩れやすい作り帯ともいえます。
いつか平帯に戻すかもしれない方にはおすすめです。

 

 

2.背中のお太鼓部分が長方形になっているセパレートタイプ

 

胴の部分と背中のお太鼓部分が別れている作り帯をセパレートタイプといいます。
このタイプは銅に巻く部分、背中に背負うお太鼓部分それぞれをしっかり押さえることができるので安定感抜群!

 

背中の部分が切りっぱなしの長方形になっているため、お太鼓のサイズを調節しやすいのがポイントです。

 

自分と体型が違う誰かに譲るときも、その人が自分に合うように装着することができます。
結び目がないので帯止めは必需品になりますがとても便利ですよ。

 

ただし、ハサミをいれてしまうので売りたいと思っても売ることはできません。
また、後見結びなどのお太鼓以外のものは結べなくなってしまうので注意が必要です。

 

 

3.背中のお太鼓部分が筒状になっているセパレートタイプ

 

「2.背中のお太鼓部分が長方形になっているセパレートタイプ」と同じ胴の部分とお太鼓の部分が分かれているタイプです。
ただ背中のお太鼓部分が筒状になっているのが特徴です



☆SP☆



 

筒状になっているのでお太鼓の形を作るのが長方形のタイプより簡単であり、より早く装着することができるのがポイントです。
私の周りでもこのタイプの作り帯を使用している方が多くいます。

 

長方形タイプと違い、帯に差し込むためのヘラがついている物もあり、物によっては帯止めを必要としないものがあります。
ただセパレートタイプ特有の「平帯に戻せない」「売れない」というデメリットはもちろんのこと、形が固定されているが故に調節がより難しく、初心者には装着が難しくなっています。
私も筒状タイプをうまく使いこなすことができず、長方形タイプを使用しています。

 

作り帯になれてきたらこのタイプがおすすめです。

 

 

 

作り帯をおススメする3つの理由

 

1.時短になる

 

なんといってもすぐにお太鼓ができあがるのが一番のおすすめする理由です。
平帯を結ぶときは余裕をもって30分ぐらい見るところ、作り帯の場合は余裕をもっても15分で十分となります。
忙しい朝にはもってこいの帯です。

 

2.手が後ろに回らなくてもできる

 

平帯でお太鼓を結ぶ時には、結び目を作ったりお太鼓の形を整えるときなど、手を後ろに回さなければならない時が多くあります。
ですが肩を痛めていたりするとこの作業がなかなか億劫なのです。
特に着物をよく着用するご高齢の方がこの悩みを抱えています。

 

ところが作り帯だと手を後ろに回す機会がぐっと減るので、肩を痛めることなく楽々とお太鼓をすることができるのです。
肩に違和感を抱えている方は作り帯がとてもおススメです。

 

3.形がきれいにできる

 

作り帯はお太鼓の部分がすでに完成している状態なので、いつどんな時でも同じきれいな形を維持することができます。
日によって良し悪しの差が出るということもなく、いつでもきれいなお太鼓にすることができます。

 

迷い立ったら即行動!

 

いかがでしたか。
少しでも作り帯の魅力が伝わるとうれしいです。

 

もちろん平帯で一からお太鼓を結べることは素晴らしですが、一番は着物を着ることに億劫さを感じないことが大事です。

 

私

「着物は好きだけど帯が自分ではできない・・・」と着物に乗りきれなかった人はぜひ試してみてくださいね!