「着物も自分で着れるようになってきたし、もうどこにでも行けるな」と思っているあなた。
もしかして半幅帯(はんはばおび:浴衣などに使う幅が半分の帯)で満足していませんか。

 

せっかく素敵な着物を着ているのに半幅帯(はんはばおび)でお出かけに満足していてはいけません。

 

美しい着物を持っているかたは絶対にお太鼓を結ぶことをおすすめします!
今回はお太鼓の結び方をお教えするので、一緒に素敵な着物ライフを送りましょう。

 

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(1)テを残したまま胴に帯をまく

 

お太鼓用の帯を半分に折ったテ(イラストの赤い丸の部分)を40センチほど残し、残りの帯を胴に巻いていきます。

 

ここでポイントなのが自分の身長に合わせて帯の幅を調節することです。
身長の高い方は広めに、低い方は狭めにしましょう。

ただし名古屋仕立ての帯を使う方は調節はできません。

 

 

私

余談ですが、関西と関東で巻いていく方向が違うのを知っていましたか。
関東は半時計回り、関西まきは時計回りに巻いていると言われています

師匠師匠

どちらに回しても同じですよ。自分の回しやすい方に回しましょう。

私

ちなみに・・・・胴に帯を巻く際に、帯の輪(わ:帯を折ったことによってできる輪っか)を上にするか下にするかで論争が起きたりすることもあるようです!

師匠師匠

これに関してもどちらでもいいのですが、しいて言うなら、帯に扇子などの抜き差しを多くする方は輪を上に、帯の締め付け感を重視したい方は輪を下にすることをおススメします。

 

(2)結ぶ準備

 

結ぶ前に上で押さえていたテを下にたらし、胴に回していた帯をそのまま回してください。
この時に先におろしたテを押さえつけるようにするのがポイントです。
これをするだけで次の結ぶ工程が比較的簡単にできます。

 

 

(3)結び目を作る

 

(2)の工程で押さえつけていた胴に回していた部分を、テの下から上へ突き抜けさせるように出して結び目を作ります。

 

このときテの方を動かしてはいけません。

 

テの方が短いのでテをくぐらせた方が楽そうには見えるのですが、そうすると帯全体が崩れてしまいます。

 

とても大変ですが、長い方の帯を短いテの下からくぐらせるように結んでください。
くぐらせたらイラストの矢印のように、テとくぐらせた帯先を逆方向に引っ張って結び目を固くします。

 

この時くぐらせた帯先を、胴に巻いたときと同じ方向に引っ張ることできれいな結びが作れます。
背中にきれいな斜めの線ができたら正解です。

 

 

(4)枕を背負う

 



☆SP☆



上に出てきた帯をまっすぐに広げ、下から帯枕(おびまくら:写真参考)を入れます。
枕はお太鼓の山の部分を支える大事な道具です。

 

お太鼓の上の線となる部分が決まったら、下から枕を入れ込み帯を背中に押さえつけるように背負います。

 

枕は結び目に乗せると安定するのですが、不安な方は帯止めを使うと良いですよ。

 

枕を背負えたら枕を隠すように帯あげをかけ、前で結んでください。
前からも帯揚げが見えないよう、結んだら帯の中に全部しまうようにしましょう。

 

 

出典:http://www.somesho.net/shop/1290/makura.aspx

 

(5)お太鼓の大体の形を決める

 

イラストのように帯をたたみます。
この時に帯先がのちのお太鼓の“たれ”となるので、短すぎず、長すぎないよう気を付けてください。

 

また、まっすぐならずに斜めになったり、まっすぐ畳めずお太鼓が真四角にならない時もあります。
しっかり鏡を確認しながら結んでいってください。

 

 

(6)テを差し込む

 

(5)ができたら、イラストのようにテを差し込みます。
この差し込むときに、一番外側の帯の部分を巻き込まないように気を付けてください。

 

テが長すぎた場合、根元を折り込むか帯先を折りたたんでしまいましょう。
短すぎた場合はあきらめてそのまま結んでしまうか、最初からやり直すしかありません。

 

 

私

この時が一番ドキドキします!

 

(7)帯締めを結ぶ

 

イラストのとおりに、差し込んだテの上から帯締めを締めます。
帯締めにも裏と表があるので、背中の部分で裏返っていないか直接触って確認してください。

 

 

終わりに

 

私もはじめは全くお太鼓がしめられなくて先生に鬼のように怒られました。
ですがコツコツ練習して今では褒められるほどうまく締められるようになりました。
継続は力なりです!
ぜひ練習してみてくださいね。

 

私

分からない方はぜひ当ブログまでお気軽にご質問ください!