着物って季節によっても生地が違うのをご存知でしたか?
着物は、種類が多すぎて着物に対して知識のない人は『いつどういう時に何を着ていけばいいか分からない』ものなんです。
私も着物を着るようになってかれこれ20年になりますが、今までに数々の失敗を重ねてきました。

 

着物の不便なところは、変なものを着て出かけてしまうと誤魔化しがきかないというところです。
洋服だったら近くのアパレル店でとりあえず適当なカーディガンを買ってごまかすというのも可能ですが、着物はよっぽどのことがない限り室内で羽織を着て過ごすなんてできませんし、ロング丈のワンピースを着ているようなものなので全体を隠すすべがありません。

 

そんな取り返しのつかない失敗をしないためにも、一緒に着物のTPOを学びましょう!
今回はとくに主要な4つの場面についてご紹介していきたいと思います!

 

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夏に花火大会や小規模の集まりへお出かけするときは浴衣

 

みなさんに一番なじみがある着物は『浴衣』ではないでしょうか。
夏のお祭りや花火大会でなどで着る通り夏にだけ着られる着物です。
ですがそんな浴衣でも夏ならどこにでも着用可能というわけではありません。
着ていける場所は限られています。

 

もちろん花火大会などのお祭りに着て行くのは大丈夫です。
また親戚や友人の集まりといった小規模な集会や「浴衣の方は○割引!」とうたっている施設も着て行って問題ありません。

 

しかし、夏だから、着物の一つだからといって、浴衣姿のまま観劇などのフォーマルなところへは行ってはいけません。
おしゃれなレストランも避けたほうがよいでしょう。
浴衣は寝間着から派生したものなので、お祭りや小規模な集まり以外のところへ着て行くのはタブーとされているのです。
とくに大小にかかわらず観劇などに浴衣を着て行くことは絶対にNGなので気を付けてくださいね。

 

迷ったときは「ここにパジャマで行けと言われて行けるか」考えてみましょう。
浴衣で大丈夫かどうかのボーダーラインがわかるはずです。

 

観劇やお茶などのお出かけのときは小紋か紬

 

大きなパーティーとまでも行かず、ただお友達とお茶したり小さな劇場へ観劇に行くといった気軽なお出かけの時は小紋や紬がおすすめです。
しかし、この小紋と紬は生地に違いがあるとはいえ、全体的に柄が散らばっているという点では同じなのでほぼ同等の格として扱われています。

 

例えば小さなホームパーティーなのか、もしくはおしゃれなカフェテリアでお茶をするのか、これから行く場所の雰囲気がわからない時がありますよね。
そういった時は、小紋の方が少しだけ格が上なので小紋を着て行くようにすればオールマイティに対応することができます。



☆SP☆



 

小紋は紬が普段使いで着るには一番便利なので着る機会もほかの着物よりも多くなると思います。
最近ではポリエステル製の洗える小紋や紬が売っているので、一、二着もっておくことをお勧めします。
価格の安いものなら、既製品で一着5000円ぐらいで売っています。

 

同窓会などのフォーマルな場所にお出かけの時は訪問着か付け下げ

 

例えばホテルでの同窓会や祝賀会など、大勢が来るフォーマルな場へのお出かけの時は訪問着か付け下げを着ましょう。
訪問着と付け下げも小紋と同様にほぼ同格の扱いをされています。
しかし、以下の2つのことから迷ったときは訪問着を着て行くのが良いでしょう。

 

  • 訪問着の方が付け下げより格が少し上
  • 訪問着の方が付け下げより華やか

 
いまはレンタルなどでお得に着物を借りられることもあるので、「買うほどじゃないし、いろいろなものを来たい!」という方にはレンタルをおススメします!
私もレンタルを何度も利用していますが、普段では着られないような高級なものや、買うかどうか悩んでいた柄などを着られるので心が躍ります!

訪問着のときは髪型にも注意

 

訪問着は重厚感のある着物なので、着用の際は髪型もきちんとセットするようにしてくださいね。
ご自身でセットできる方は結構ですが、セットに自信のない方は美容室でセットをしてもらうと完璧ですよ。
せっかく格好が完璧でも髪型が普通だともったいないので、髪型のセットはマストにしてください!

 

オールマイティーに使える色無地

 

背中に一つ紋のある色無地はどこにでも着て行けます。
(新郎新婦との間柄にもよりますが)結婚式にも着て行けますし、観劇、同窓会などのフォーマルな場などその使い道はどの着物よりも多いです。

 

私自身も小紋の次に多く持っているのは一つ紋の色無地です。
私は家紋ではなく、自分が身を置いている伝統芸能の流派の流紋を入れていますが家紋を入れるのが一般的です。、

 

気軽なお出かけでわざわざ色無地を着ることはないですが、フォーマルな場で何を着て行くか迷ったときは、金糸がはいった帯と色無地が一つずつあると便利になります。
ただし、紋がない色無地は格が一気に下がってしまうので注意してくださいね。

 

着物をきてもっとお出かけしましょう

 

一度間違えて着てしまったらごまかしがきかない着物。
だからこそ場所に適した着物をちゃんと着て行くと、より一層素敵なあなたを周りにアピールできます。
一着も高いし、保存も面倒そうだし、と敬遠せず、ぜひいろんな場所でいろんな着物を着てみてください。
心も明るくなってすごく楽しくなりますよ!
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